シエラレオネ
手足のない人々

ダイヤモンドの利権争いが9年間続いたシエラレオネでは、内戦が終結した後も手足の無い人々が助けを求めている。殺戮に飽きたゲリラ兵は老若男女を問わず村人の腕や足を切断した。そして介護に人員を要することに気付き、殺さずに手足を切り落とす指示も出された。次々と切り落とされ、飛び跳ねる腕を見ながら人々は自分の番を待った。手を切られる人間の唯一の選択権は、半袖(二の腕を切断)になるか長袖(手首を切断)になるかであったという。

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両手が無ければトイレも食事もできない。終戦後、手足の無い人々は特別なキャンプに入れられた。現在は人道的支援団体によって新たな生活場所が提供されている。ある子どもは「爆弾の破片が当たって手がなくなった。」といい張る。思い出すにはあまりにも辛いのだ。またある男性は「子ども達を殺すか、お前の両腕を切り落とすか」と迫られ、躊躇無く「自分の腕を切り落とせ」と言った。両手首を失った彼は幸せそうに笑う。「この子達が今生きているのは、この手がなくなったおかげなんだ。家族と一緒に生活できる以上の幸せはないよ。」

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