タンザニア観光局とオランダのNGO組織の援助により、地域発展のための観光客向けプログラムが進んでいる。「伝統文化観光計画」と呼ばれるこのプロジェクトは、観光客を地元の村に呼んで村人と一緒に生活させることによりその村と部族の生活、習慣、料理や伝統を広め、収益金は地元に寄付されるという一石二鳥の仕組みになっている。

この計画はタンザニア各地の様々な村で行われており、狩りや放牧、農業、漁業など部族の習慣によって生活ががらリと変わるため、その場所と部族の選択がツアーの大きなポイントとなる。一般の観光客にも本物の村人の生活が経験できるとあって好評であるが、村人の伝統的な生活に悪影響を及ぼすとの慎重論もある。いずれにしてもこれからの観光開発に影響を及ぼしそうだ。
