青ナイル流域の渓谷に立ち込める煙。ここの村人は政府の禁止令を無視して切り倒した木を穴に埋めて火をつけて燻し、木炭を作っている。約30KGの袋いっぱいの木炭を作るには4~5本の木が必要だ。木炭は一袋約2ドルの値段で取引され、アジスアベバに運ばれる。木材の伐採のために剥き出しになった土壌は、雨が降ると眼下の青ナイルへ流出する。世界の果てとも思える地域でも、人間がいる限り文明は確実に自然を破壊している。