ウガンダ
保護と観光の共生・マウンテンゴリラ

コンゴ民主共和国のヴィルンガ国立公園、ルワンダのヴォルカン国立公園、ウガンダのブウィンディ国立公園とムガヒンガ国立公園に数百頭だけ生き残っているにすぎない絶滅危惧種、マウンテンゴリラ。現在地球上にはニシローランドゴリラ、ヒガシローランドゴリラ、マウンテンゴリラの3種が存在するが、マウンテンゴリラは最も絶滅の危機に瀕している種だ。近年密猟によってさらに数が減ってきており、保護の重要性が叫ばれているが、ウガンダの南西部に位置するブウィンディ国立公園やルワンダのヴォルカン国立公園ではこのマウンテンゴリラを観察するエコ・ツアーが組まれている。

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ブウィンディは東アフリカの中でも人跡未踏の原生林が密生する数少ない地帯で、熱帯雨林の多様で豊な自然を持っている。ここでは約300頭、23家族のマウンテンゴリラが暮らす他、チンパンジー、ロエストグエノン、アビシニアコロブスモンキーなどのサル類やゾウの姿も見られる。絶滅寸前種の保護活動が金銭的に急迫した時、本来は相反する「保護」と「観光」との共生を図るプランが出された。動物を保護するために観光客を呼び、その現金収入を保護活動費用に当てようという微妙なプランではあったが、1993年に初めて催行されたマウンテンゴリラ見学ツアーは好評で、現在ブウィンディのゴリラツアーはウガンダで最も有名な観光スポットとなった。

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毎年3,600人もの観光局が公園を訪れ、年間何百万ドルもの利益をあげることができ、徹底した環境管理がなされるようになった結果、マウンテンゴリラの固体数は以前の約3倍にまで回復した。この成功例は世界各地で行われている同様の問題を解決する格好の手本となっている。世界遺産にも指定されたブウィンディ国立公園。しかし観光客の数も厳しく制限されており、撮影の際には早めの申請手続が必要となる。

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