首都ハルツームの中心部に位置する、スーダンを代表する大学がハルツーム大学である。数々の指導者を生んだ歴史ある大学であるが、際だって自由な校風を持っている。緑の多いキャンパスは学生達であふれ、同性同士で手をつなぐことが一般的なイスラム圏であるこの国で、手をつなぐ男女の姿も見られる場所は珍しい。授業はアラビア語2割、英語8割で行われており、宗教も全く関係なく学生達に門を開けている。日本語講義もありスーダン人が日本語を教えている他、日本から講師を招くこともある。スーダン人は非常に敬虔なイスラム教徒で、飲酒禁止など様々な宗教的規制がある。どちらかというと保守的な国の中で、自由な環境を生徒達に与えているこの大学内は別世界である。 100年にわたって次世代のリーダーを排出してきたハルツーム大学。貧困にあえぐスーダンを変えことのできるリーダーが生まれる日も遠くはないだろう。
