スーダン
奴隷貿易で栄えた都市・ハルツーム

青ナイルと白ナイルの合流地点にはスーダンを代表する3つの都市がある。首都ハルツーム、工業の中心ハルツームノース、文化の中心オムドゥルマンで、これらの都市は橋と道路で結ばれている。ハルツームは活気のある首都で、政府機関や銀行がならび、多くの人々で賑わう。年間をとおして乾燥し、昼夜の気温差が激しい。1820年にエジプトのモハメッド・アリによって建設され、その後ナイル航路の重要な港町として栄えた。象牙などの貿易も盛んだったが、中央アフリカの奴隷貿易においても中心的な役割を果たしていた。

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南部の地域で集められた奴隷はハルツームへと運ばれ、この街の奴隷市で売買された。また1885年ジハード(聖戦)を叫んで立ち上り、当時支配していたイギリス植民地政府のゴードン将軍に打ち勝ったマハディー軍でも有名な場所である。ハルツームノースはスーダン経済を支える工業都市であり、立ち並ぶ工場の煙突からたなびく煙は将来のスーダン経済発展を約束しているようだ。オムドゥルマンは文化、伝統的な街であり、敬虔なイスラム教徒の心のよりどころであり、スーダン国民が心を一つにすることのできる都市だ。これらの都市は厳格なイスラム都市であり、最高級ホテルにおいても飲酒はご法度だ。

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