青ナイルはエチオピアの肥沃な泥分を含み、スーダンへ流れ着く。土砂を含んだ青ナイルの水は日干しレンガ作りに適しており、青ナイル沿いの地域ではレンガ造りの建物が多く見られる。日干しレンガの作り方は、至ってシンプルである。青ナイルが運んできた土に牛の糞と水を混ぜ、まずは2時間乾かす。その後型に入れてレンガの形にする。 1日半ほど乾かした後で耐火レンガで覆い、火をつける。5~7日ほど燃やし続けると丈夫なレンガができあがる。シンプルな方法で大量な建築材を手に入れられることから、スーダンでの日干しレンガ生産の歴史は長い。日干しレンガはナイル川がスーダンの人々にもたらした恵みのひとつである。一方、日干しレンガが盛んではない白ナイル沿いの地域では、わらぶき屋根の住居が多く見られる。