スーダン
少年兵

「外部の者たちは、少年兵を雇うことは最も劣悪な子供の虐待だと非難する。しかし子供達を殺人者にしたいと願う大人は存在しない。よく考えてみてくれ。子供達が兵士にならざるを得ない状況を創ったのは誰なのかを。」これはスーダン反政府ゲリラSPLA/M兵士の言葉だ。

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国際法では18歳以下の者を兵士としてはならないと定められており、少年兵は違法なものである。だが現在も続くスーダンの内戦において、少年兵が暗躍していることも事実である。行動は機敏で命令には確実に従い、躊躇することなく人を撃つことが出来る。少年兵は大人の兵隊よりも有能であり、近年開発されつつある子供が楽に持ち運べる軽量の武器の普及が拍車をかける。しかし少年兵の存在を消すことが出来ない主な理由は、彼らの生活環境にあるといえよう。

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敵軍に両親を目の前で殺され、頼る親戚もなく、空腹や爆撃で生死の淵にある子供達が持つ唯一の頼れる場所が軍隊である。このままでは少年が生きていけないことを軍は知っているものの、子供達を養う余裕はない。そして結果的に少年兵が誕生する。このような子供達の多くは、殺された家族・親族に対する復讐として前線で戦うことを望み、敵を殺すことに罪を感じなくなる。このような最悪のシナリオを作っているのは戦争の原因を作った人間であり、戦争を煽動している武器開発/取引業者であり、途上国から利益を吸収しようとする先進国なのではないだろうか。ある少年兵は「幸せを感じるのは敵を殺したときだけ」と語った。またある少年兵は「大きくなったら先生になって、この戦争で起きたことを子供達に教えたいんだ」と語った。

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