ナミビア
衣替えした部族・ヘレロ族

ナミビアでは首都ヴィンドックや郊外の町、さらには奥地の山岳地帯においても目の覚めるようなカラフルな民族衣装をまとった部族に出会うことがある。足首までの長いスカートを着、頭には牛の角をかたどった横長帽子をかぶる。これがヘレロ族である。ヘレロ族はヒンバ族と全く同じ言語を話し、同じ集落に同居していた。元々はヒンバ族に近い服装をしていたヘレロ族は19世紀の中ばにキリスト教の宣教師達の影響を受け、伝統衣装を捨ててビクトリア調の洋服に鞍替えしてしまった。これに対してヒンバ族は未だに伝統を守りつづけている。ヘレロ族は1904年にドイツ植民地政府に対して反乱を起こしたことでも知られている。この反乱でヘレロ族は戦死、餓死などにより人口の約80%を失ったといわれる。

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