モロッコ随一のリゾート地であるエッサウィラは、マリのトンブクトゥとの交易拠点となる港町として古くからヨーロッパ人に重要視されてきた。欧州とモロッコが入り混じった建築スタイルや青と白に塗られた建物は「エッサウィラ:良くデザインされた場所」の意に相応しい。
青く塗られた漁船が並び、漁師の残す魚を目当てに多くのカモメが舞い踊る。アーティスト達が集まる場所でもあり、お洒落な雰囲気のカフェが並ぶ。ここはモロッコ人にとっても憧れのリゾート地であり、「いつかはエッサウィラに行きたい」と話す人々も多い。
見どころはユネスコ世界遺産に指定されているメディナとその周辺にコンパクトにまとまっている。スカラと呼ばれる展望台からは海と街のダイナミックな景色がみられ、メディナではカラフルな土産物が白壁に映える。しかし撮影許可に関しては厳しい街であり、特に展望台に登る際にはフィルム・スチールに関わらず必ず許可が必要。
美容オイルとして知られるアルガンの木が映える地域でもあり、近郊では木に登るヤギが見られることもある。しかし木登りヤギの多くは観光客からのチップを目当てにしたヤギ使いが登らせたもの。トラブルにならないよう、撮影前に交渉すること。