ハイエース等のワンボックスタイプのワゴン車を14人乗りに改造した「ミニバス」は、南ア国内では一般に「タクシー」とも呼ばれている。公共の交通機関が乏しい南アにおいて、特に車を持たない黒人庶民層にとっては、安く移動できるミニバスが庶民の重要な交通機関となっている。しかしこのミニバスはドライバーの乏しい運転技術による事故や縄張り争いを巡る抗争など、安全面で大きな問題を抱えている。14名以上をすし詰めに積載することもままあり、危険な乗り物と認識されているために白人層や裕福層の人々が利用することは少ない。
満員にならないと出発しない路線もあり、出発までにかなり待たされることも。ドライバーや乗客はいたってフレンドリーであるが、地元の人々でも身の回りには充分気をつけなければいけない。最近は派手な色を塗ってはいけないなどの規制があるが、車のオーナー達は自分の車を格好良く見せようと競い合う。最近の流行は白い輪が付いたタイヤを付けることだとか。