ここは地球なのか?と誰もが疑ってしまうだろう。エチオピアにある黄色い泉ダロルは、奇妙な光景が多いダナキル砂漠の中でも極めつけの場所だ。
これはいったい何なのか?地元エチオピアの学者によると、地下にあるダロル活火山の火口だという。紅海から流入する地下水が火山の熱によって温められ、地球内部のミネラルを吸収しながら地表へと浮上した結果、このような泉ができたという。ダロルの黄色は地中の硫黄であり、白色や緑色はその他のミネラル成分。地球の中身が地表に現れた場所とも言い得る。水は極端な強酸性で、触れると皮膚が剥がれてしまう。それを裏付けるように、周囲にはこの泉の水を飲んでしまったと思われる鳥の死骸が点在する。
ダロル周辺は海抜マイナス地帯に位置し、気温55℃に達することもある。周辺ではアファール族の塩採掘所が点在する。車でのアクセスも可能だが、ソマリア人による誘拐が多発している地域でもあるため武装セキュリティの同行は必須である。