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奇妙な木・バオバブ
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最もアフリカらしい景色を撮るために欠かせない木、バオバブ。「星の王子さま」にも登場するこの木は乾燥した地域で生き抜くために、
異様に太い幹に水分を蓄えるという独自の進化を遂げた植物。マダガスカル原産のバオバブはアフリカ大陸の他、
オーストラリア北部においても見られる。果肉は酸味があり、食用、飲料用とされる。種子も食べられるが、
油をとったり数珠繋ぎにして土器の表面を磨くこともある。若葉は多量のミネラル分を含み、各部が様々な民間薬として利用されている。
このように生活において活用されているバオバブではあるが、その特異な姿に昔からアフリカの人々は畏れを抱いていたようだ。
バオバブを「悪魔の宿る木」とし、バオバブを切ると祟りに遭うと信じている部族も多い。彼らの畑にはバオバブが切られることなく残っている。
またアフリカ各地に伝わる古い神話には、次のようなものがある。「神が怒った時、木を引っこ抜いて地面に逆さに叩きつけた。
以来その木は根を天に向けたまま育つようになった。」
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