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エントト山の薪運び
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大都市アジスアベバを見下ろすエントト山は、アジスアベバができる以前の首都であった。現在は博物館や教会が点在するが、「エントト山の薪運び」のほうがより知られているのかもしれない。群生するユーカリを切って背負子に縛り、麓へ運ぶ仕事は昔から女の仕事である。自分の体重と同じくらいの薪を背負い、一心に山を下りる女性達。なかには少女も混じっている。その重労働にもかかわらず一ヶ月に\1,500も稼げれば良いほうだというが、いまだに15,000人以上もの女性がこの仕事に従事している。薪運びは家族を養う使命を持った彼女達の、唯一の生き残り方法なのだ。
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