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孤高の部族・ヒンバ族
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ヒンバ族はアフリカ人の中でも特に女性の顔立ち、容姿が美しいと言われている部族であるが、少数部族の上、
ナミビアの最奥地まで行かなければ出会うことができない。ヒンバ族は元々ヘレロ族と共同で生活しており、
両者はどちらも似たような文化を持っていた。しかし白人の入植とともに隣人であるヘレロ族は白人の生活に憧れ、伝統衣装を捨て、
ビクトリア調の洋服を着るようになっていく。それに対しヒンバ族は西洋文明を完全に拒否し、体に赤石の粉を塗り、
牛に全てを頼るという伝統的な放牧生活を守り続けた。女性は赤石とバターを混ぜたものを顔や体・髪に塗り、強い日差しや埃を防ぐ。
また、彼女らの髪型からは既に初潮が来ているのか、また結婚しているのかを知ることができる。生活は牛をはじめとする家畜に頼るところが多く、
放牧に適した土地を探し、年に2回程度移動する。
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村内には先祖と交信するための「聖なる火」があり、家畜の内臓から周辺の出来事を占うなど神秘的な部族でもある。
いまだに文明が入ってくる以前と変わりない生活を送っているヒンバ族も多いものの、近年は彼らの生活にも西洋文明が浸透し始めてきた。
近郊の町のスーパーマーケットにおいても、伝統的な姿で買物をするヒンバの姿を見るようになってきた。
「ヒンバの伝統はあと5年で失われる」という専門家もいるほど、文明の浸透は早い。独自のヒンバ族の文化は、アフリカの中でも貴重なものである。
さらにヒンバ族の聖地である土地に大規模なダムを造る計画が現在進行中であり、ヒンバの文化を破壊しかねないと大きな論争を呼んでいる。
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