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真の白ナイル水源は?
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ナイル川の水源をめぐっては、古来より様々な説が交わされてきた。現在でも、白ナイルの水源をウガンダのジンジャ近郊のビクトリア湖とすべきか、
またはこの湖に最大の水量を提供する川、カゲラ川の出発点であるかをめぐり、意見が交わされている。
1862年にスピークがビクトリア湖から流れる川を白ナイルの源流とした後、
「ビクトリア湖に流れ込む川にこそ源流がある」とカゲラ川に分け入ったのがカントであった。現在ブルンジ南部のある川の源流に、
「ナイルの源」と記された小さなピラミッドが建てられている。しかしこの場所はナイル流域の最南部地点という意味で、
一般にいう最長部の源流とは異なる。
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カントはブタレ近郊のルカララの沢を真の源流とした。しかし相当の水量を持った川が、
はっきりとしたコースをとって流れはじめるのはビクトリア湖からである。このことからビクトリア湖を源流とする説が根強いのだが、
実際にはビクトリア湖から流れ出るナイル川はすでに大河であり、
また源流に位置していたリポンの滝もダムによりその姿を消してしまったために「源流」のイメージには遠い。
古来より砂漠に豊富な水量を提供し、人々の生活の中心となり、壮大な文明をもたらしたナイル川。その源流はまだ明らかではない、
といったほうが相応しいのかもしれない。
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