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ヌエル族
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スーダン南部から一部エチオピア東部に住むヌエル族。近郊のディンカ族と同様、「牛と共に生きる民」として知られているが、
紛争における徴兵の影響で異文化が流入し、本来の伝統的な生活は崩壊しつつある。ヌエルの土地は乾期には乾燥して埃っぽいが、
雨期には広大な湿地へと変わる。そのために家畜と共に、標高の高い場所へ移動してキャトルキャンプをする。
彼らは家畜と彼ら自身を大量の蚊から守るために、牛糞を燃やす。夕方と夜に牛糞の灰を体に擦り付けることにより蚊から身を守り、
彼らの漆黒の裸体は白く見える。
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村やキャトルキャンプでは村人全員に役割分担がなされ、家畜の世話は子供、乳絞りは女、男は外的から家畜を守るなどの役目を果たしている。
牛のためなら命をも惜しまないといわれるほど生活全体が牛に依存しており、牛を奪うために近隣のディンカ族を襲撃することもある。
彼らの土地は低湿地であるために、暑さや蚊・ハエや泥に加えて黄熱病やマラリア、アメーバ赤痢などの風土病が発生している。
スーダン南部においては現在もなお紛争が続いており、同地域に立ち入ることは難しい状況だ。
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