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大地溝帯・グレートリフトバレー
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上空や衛星からでなければ、その存在を確認することはできないほど巨大な地球の裂け目が、グレートリフトバレーだ。
ヨルダン川の谷から紅海を経、エチオピアへ入りアワッシュ渓谷からズワイ湖、シャーラ湖、チャモ湖、
そしてケニアとの国境付近トゥルカナ湖に至りタンザニアへ抜ける東地溝帯。そしてウガンダ・ルワンダ・ブルンジの様々な湖を抜け、
タンガニーカ湖からマラウイ湖を経てインド洋へと続く西地溝帯の2つがある。リフトバレーに沿って様々な類人猿の化石が出土したことから、
ここが人類発祥の地といわれている。以下は、フランスのイーブ・コパン博士による仮説である。
「アフリカ大陸は、広く熱帯雨林に覆われ果実や木の実などの食料に恵まれた、類人猿たちにとって楽園だった。
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ところが巨大なグレートリフトバレーが出現した後は、アフリカ大陸に雨を降らせる湿った西風はこの4,000を越える山々にさえぎられ、
その東側には雨が極端に少なくなってしまった。そのために、森林が失われてサバンナへと変わっていった。
それまで熱帯雨林の恩恵を受けて木の上で生活をしていた類人猿は、グレートリフトバレーの西側ではその後も同じ生活を続けることができたが、
東側のサバンナには森が少なく、果実や木の実といった食料もほとんど無い状態であった。そのような環境の中で、
多くの類人猿たちは絶滅の道をたどったが、いつしかその環境を生き抜いた類人猿の一種が現われた。
彼らこそが、チンパンジーから分かれた二足歩行を獲得した最初の人類であった。」
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