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血塗られたダイヤモンド
1991年、反政府組織による東部ダイヤモンド採掘地域の襲撃で始まったシエラレオネ内戦。戦いは長期化するにつれ激化し、兵士達は理性を失い殺人機械と化した。敵対する村は焼かれ、村人はレイプ・虐殺の危機にさらされ、多くの人々が目を潰され手足を切り落とされた。子ども達には麻薬が投与され、親を殺せと命令された後は人殺しに躊躇する感情がなくなった。人々は逃げ惑い、首都は破壊され、国は崩壊した。この壮絶な内戦は政治問題でも部族対立でも宗教闘争でもなく、単純なダイヤモンドをめぐる争いであった。

2000年に国連の介入によって停戦同意が成立し、9年間にわたす壮絶な戦いは幕を閉じた。RUF首領格のサンコー議長は逮捕された(黒幕は宝石の利益を得ようとして隣国の反政府組織RUFに武器や資金を与えたリベリア大統領であるといわれている)。現在は国連やNGOにより元兵士のリハビリが進められ、教育の機会も与えられ始めている。しかしゲリラは今なお山奥に潜み、手足を無くした人々は途方にくれている。多くの血を流させたダイヤモンドの採掘は今なお続けられており、マラリアが蔓延する採掘場では多くの労働者が命を落としている。シエラレオネのダイヤモンドは薄く緑がかった珍しい色をし高価で取引されているが、この先もダイヤのために多くの血が流されるのだろうか?


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